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格付ダウン。

期末に向けたまさに最終コーナー。
思わぬ出来事が発生。
大事な大事なお客様の格付が引下げになってしまいました。

銀行の債権は「正常先」「要注意先」「破綻懸念先」「実質破綻先」「破綻先」等に分類されます。
基本的には各銀行が独自のルールに基づいて融資先を格付し、自己査定により各企業毎の貸出債権の分類を実施します。
金融庁検査はその査定が正しく運用されているかを精査するものです。

で、何が起きたかというと、非常に親しくさせていただいているお客様(心のメイン先)の格付が「要注意先寸前」まで格下になったのです。

「まだ正常先だからいいじゃない!」

という見方もあると思いますが、銀行の審査的には「ネガティブ」にならざるを得ないのです。
(変でしょう。「正常先」なのに。まあ、綺麗な言葉でいうと「慎重にならざるを得ない」ということです。)


決して業績が不芳というわけでは無い(むしろ増収基調を継続)のですが、営業債権等の資産内容や経常収支(決算上の資金繰り)に問題があり、上記のような結果と相成りました。

増収に伴う増加運転資金需要が常に発生するお客様だけに、かなりショックです。

今回の決算にあたっては、財務担当役員の交代もあり、これまでの決算とはやや異なる「バカ正直」な決算を組まれたことも一因だと個人的には思っています。
(粉飾を薦めているわけではありません。見せ方、決算方針の問題です。)
銀行用の決算書を作るなんてことは言語道断ですが(結構やられてる企業も多いと思いますが・・・)、もう少し事前に相談などしてくれていれば・・・・と悔やまれます。

また、今回問題となった事象は、私が事前に察知できるレベルの問題でした。
日常的に経営動向や財務状況について、もっと話をしておくべきだったと反省してます。

今回は如何しようもありませんが、落ち着いたら先方の担当役員とじっくり話しをしようと考えています。

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